じいちゃんが

 2002年5月6日12時10分頃、私のじいちゃんが亡くなりました。心臓と腎臓が悪く、入院していた病院で。前日に、姉と姉の子供達がお見舞いに行った時には、子供達におこづかいをあげたり、冗談を言ってたりしていたので、とても次の日に亡くなるとは思いませんでした。

 6日の朝早く、突然病院から呼び出しがあって、病院についた時にはすでに意識不明の状態でした。それからしばらくは状態が安定していたのですが、昼近くに悪くなり、静かに息をひきとりました。

 何年か前の敬老の日に、壁に掛ける時計を買ってあげて、「この時計には、リチウム電池というのが入っていて、10年は電池交換しなくてすむから。この電池がきれるまでは生きとかんといかんよ。」と冗談半分に言ったのを思い出します。時計の電池は、まだきれていません。
 時計といえば、じいちゃんの腕時計は古い自動巻の時計で、日付の表示が毎月31日まで出てしまうようになっていました。その日付を、正しい日付にあわせなおしてあげるのは、ほぼ必ず私の役目でした。もう、腕時計の日付をあわせなおしてあげることもないのですね。

 この文章を書いている途中で、涙が流れ出してしまいました。もう、これ以上は書けません。
 
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